人がたくさん集まる家

西宮市内に建つ夫婦で住む戸建。友人を招いて食事会をひらいたり、個室をお客さま宿泊用に計画したりと、多い時で8人程度がリビングに集う。ご夫婦それぞれのプライベートな時間と、たくさんの人が出入りするパブリックな時間の使い分けを意識した空間づくりになっています。

もともとの家ではダイニングキッチンにテーブルを置いて生活をしていたが、誰もテーブルを使わず、物置き状態になっていた。意味をなさなくなっていたテーブルはいっそのことなくし、”座”スタイルのリビングダイニングに。現代の生活に昔ながらの「居間」を取り込み、自然と居間に人が集まる家になりました。

開閉式の間仕切りがあるキッチンの対面カウンター

キッチンとダイニングカウンターは開閉式の間仕切りで”私”と”公”を使い分けます。

真壁造りの和室

わいわいと賑やかな時間の後は真壁造りと内障子がある、純和風の個室でゆったり過ごせます。

無垢のカウンターがある広々トイレ

最小限にしてしまいがちなトイレも、ゆとりを持たせることで日々の生活が少し豊かになるような気がします。

個室前（2階）に手洗いカウンター

宿泊のお客さまに配慮し、個室前に手洗いを設置しました。

和と洋が混ざりあった玄関

和洋を織り交ぜ、懐かしさも感じられるような外観を意識しました。